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リテラシーラボラトリ

リテラシーを考える

キーワードは「一体」「画像」「漢気」!おもしろコンテンツマーケティングセミナーレポート

昨日第2回「コンテンツマーケティング・セミナー」に行ってきました!ネットによく出ている面白コンテンツ広告の最先端(?)を知ることができました。面白かった!

LINE×ニフティ・デイリーポータルZ×はてなの異色の組み合わせに加えて、バーグハンバーグバーグやインフォバーン、さらにはクライアントの方まで参加されるセミナーなんてありません。定員オーバーしてたのですが、関係者席で参加してきました。

会場の雰囲気はこんな感じ。ネットのメディアやクライアントまたは代理店の方など関係者に溢れかえっております。

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登壇メンバーがおもしろコンテンツ作りのオールスター

 今回はメンバーがすごく豪華でした…。おもしろ系コンテンツをつくっている方たちのオールスターを集めるとこんな感じだろうね、という方たちが集まってます。


  • 田端 信太郎さん(LINE執行役員 広告事業グループ長)
  • 谷口 マサトさん(LINE)
  • 林 雄司さん(デイリーポータルZ)
  • シモダ テツヤさん(バーグハンバーグバーグ)
  • 長田 真さん(インフォバーン)
  • 山田 聖裕さん(はてな)

加えて、そのぶっ飛んだ企画を実施したクライアントの方たちにも来ていただきました。本音が聞けるってのがすごい。

  • 岩田 慎一(ライフネット生命)
  • 岡安 伸悟(アイデム)
  • 越智 岳人(メイテックネクスト)

最初に田端さんから挨拶があり、その後各種メディアの事例紹介に、その間々にクライアントの方たちに説明いただく流れです。一つ一つ書いてもいいのですが、濃密すぎるので断念します。ざっくりとキーワードだけ、僭越ながら解説をば。

  • 「一体」
  • 「画像」
  • 「漢気」

広告とコンテンツは「一体」に

 開会の言葉として田端さんから、広告とコンテンツの話がありました。これまで広告とコンテンツはハッキリ分かれていました。テレビだったら、これまで番組、今からCMといったように。しかし今のネットでは、はっきり分かれていたコンテンツと広告がくっついてきました。何が広告でコンテンツなのかは、見る人にとっては区別しにくいものになってたのです。LINEの谷口さんいわく、しかも広告とコンテンツの関係はとても悪い。すぐに「ステマ」と言われる昨今の傾向を見ても、それは分かります。


 しかし、広告を単独で見せたところでまず見られません。テレビCMも録画して飛ばせるようになった時代、好き好んで広告を見てくれる人は正直いないでしょう。だから広告とコンテンツを意図的に混ぜないといけない状況になってきました。無理矢理に広告を見せても仕方がないのです。言ってみれば、野菜嫌いな子供に「人参だ、食えコラ」と強制的に口に入れるのではなく、人参をフードプロセッサーにかけて、食べさせてあげる。広告とコンテンツを一体にして、企業メッセージを伝えなければならないのです。大きく考え方を変える必要があります。


 そして、そこで大事なのが「笑い」です。相手の警戒心をなくすには「笑い」が一番です。ツッコミとボケのかけあい。ソーシャルメディアにはツッコミしたくてたまらない人が多くいます。そこにボケを投じる。そしてツッコミと一緒にその広告が拡散していく。そういう意味でソーシャルメディアは笑いをとるにふさわしい場所といえましょう。そのために文脈の共有が必要です。なぜ参加しなければいけないか。その背景を説明してあげる「おもてなし」は最低限やるべきでしょう。

ツカミをとるための「画像」

 面白画像を見せて会場を沸かせたのは、DPZの林さん。「おもしろコンテンツの3つのD」のうちの「DoryokuShinai」(!)で爆笑画像を見せてもらいました。以下はテレビに出たいという夢を普通の画像にそれっぽいテロップを出して実現した例です(笑)

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こちらの記事ですね。他にも爆笑画像がたくさんあります。


 谷口さんいわく、まずは「写真を撮影するところから」だと。スマホが全PVの半数以上を占めるようになった今のネットメディア。あの小さな画面でインパクトを与えるには、画像が一番手っ取り早い。0.5秒で面白いか判断されるそこが勝負。「え、何だコレ」と思わせたら勝ち。以下のような違和感ある画像があったら、ツッコミを入れたくてたまらくなりますよね。



実施をゴリ通す「漢気」

 そして一番肝心なのは、上のような面白コンテンツ企画を実施いただくクライアント様です。クライアントなくば、やることが叶いません。何せインパクトがありすぎる企画ゆえ、上司に会社に説明するのが困難というのが皆さんもっている課題です。


 しかしライフネット生命の岩田さんいわく、今生命保険に入りたいという人ではなく、将来入りたいという潜在層へのアプローチにコンテンツマーケティングは非常に有効だったとのことです。以下の「ハト」の記事で、実際に生命保険に入られた方がごく最近あったとか!検討候補にのるためには有効なようです。

 こういった広告は、他の会社はやらないし、できないし、やりたくありません。しかし、あえてそこをやることで大きなインパクトを与えることができたようです。

では、この企画をどう通すか。それがキモなわけですが、各社以下のように仰られました。

ライフネット生命・岩田さん

  • 理論武装も大事だけど、常に言い続けて社内で仲間を作る

人材会社アイデム・岡安さん

  • 夢を語って、決済者を巻き込む

メイテックネクスト・越智さん

  • 社内にいる協力者を巻き込み、全面協力体制へ

 社内に仲間をつくることがやはり大事なようです。そして、もう一つ共通して仰られていたのは「漢気」でした。

担当者として企画から参加。「これは俺の企画なんだ」くらいの勢いで。

 バーグハンバーグバーグのシモダさんも前職の時、面白い企画を実現するために「責任とって会社やめる」と豪語されたそうです。しかし労働法で守られてるから、そんなに簡単に辞められないから安心しろと温かい言葉をくださいました(笑)リスキーではあるけど、チャレンジする自体ことが評価につながら。失敗したらの弱さにつけこまれる。熱意だけで企画が通る確立が3割アップするとのことでした。

最後に

 全部紹介しきれませんが、ネット広告も新しい形態をとっていかないといけません。色々なアドテクノロジーが騒がれていますが、こういった面白コンテンツもある種最先端なのです。もっともっとユーザーもクライアントもメディアもハッピーになれる面白コンテンツをつくっていかないとですね。


とてもいいセミナーでした。3回目に期待です!

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