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リテラシーラボラトリ

リテラシーを考える

ウェブデザインにおける本質を見誤るな、という話

ウェブデザイナーの先輩から聞いた話が面白かったので、メモメモ。これはWebデザインにとどまらず、メディアなど「伝える」ということにおいて大事なことでした。

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綺麗、だから何?のウェブデザイン

ウェブデザインの「イメージ」は何でしょうか。パッと聞かれて思うのは、最近流行っているレスポンシブデザインを使ったHPです。以下にのってるようなサイトです。

オシャレでいいですよね。レスポンシブデザインのサイトは最近本当に増えています。(はてなもポータルトップがレスポンシブになりました)レスポンシブデザイン以外にもFlashじゃなくてHTML5で使って、負荷が少ない形でスライドショーや動画が自然に流れるサイトなどもまさに「ザ・ウェブデザイン」だなあと感じてしまいます。

しかし、ウェブデザインの「目的」は何かと問われたらどうでしょうか。この問いに僕は上手く答えられませんでした。


あらゆる言いたい情報がある。あるいは入れてくれと言われている技術や要素がある。それをただ取り入れて、詰め込み、綺麗にまとめたものは、綺麗ではあるし、間違ってはいない。けれども、それが果たして正解なのでしょうか?


その時先輩から聞いた答えは、デザインの目的は「伝えたいメッセージを一番いい形で伝えること」でした。

ウェブデザインの本質は何か

最近はてなブックマークで見かけた、Webについての面白い記事がありました。

オシャレなデザインや、レスポンシブなレイアウト、魔法のようなスクリプトに私たちは魅了されてしまいました。

でも、ウェブで一番強力な道具は、今も昔も言葉です。

私が書いた言葉を、あなたが読んでいる。これこそ魔法です。

ウェブデザインの本質は、言葉です。言葉は、デザインをした後に考えるものではありません。言葉はデザインの始まりであり、中心であり、主役なのです。

ああ、まさにこれだと思いました。

ウェブデザインにおいて最も大事なことは、レスポンシブデザインを使うことなのか、HTML5とCSS3でサイトを整えることなのでしょうか。それはただの流行りであり、最新技術です。手段ですよね。大事ですが、本質ではありません。

ウェブの目的はメッセージを伝えることであり、ウェブデザインはそのメッセージを最もいい形で伝えることです。

ところがその本質を忘れて、最新の流行りや技術に走っているデザインが多すぎると先輩は言いました。「確かに綺麗だ。しかし、いったい何を伝えたいんだ?」と思ってしまうそうです。これにはなるほどと頷かずにおれませんでした。

ブログも一つのメッセージを伝えるために

考えてみればウェブデザイン以外のことでも、言えると思います。

ぼくはこうしてブログを書いてるわけですが、これもウェブですから、メッセージを伝えることです。効果的に画像を使うことが目的ではありません。画像を使って「お?なんだ?」と興味をもってもらって、記事に書いてあるメッセージを伝えることです。あるいは情報をきれいにまとめることに、価値があるのではありません。それを通して何が言いたいのか、それが大事なのだと。

それはブログもそうだし、プレゼンテーションもそう。TEDに出演されたBLACKさんの話でも同じことを言ってました。

本気でコレを伝えたい、という情熱。それがプレゼンの極意なんだと。

いくら声がよく、見た目もよく、発表資料も素晴らしくたって、「伝えたい」という情熱がなければ伝わりません。いや耳には入るでしょうが、心に刺さりません。

HPでもブログでもプレゼンでも、コミュニケーションでも、「伝える」ことにおいての本質を学んだのです。

まずは一番伝えたいことを把握する

いったい何が言いたいの?一番伝えたいメッセージを鮮明にすることが、ウェブデザインにおいても、ブログにおいても、あらゆるコミュニケーションにおいて大事だなと知らされました。その次にそれを一番効果的にかなえる方法が問われるのです。先に方法に走ってしまってはいけない。

当たり前のことではあります。けれど、この当たり前がどれだけ抜けてしまっているでしょう。とても反省させられました。やはりウェブデザインなど、一つの奥の道にいくと、他の道に通じるものがありますね。勉強させられました。

ということで、今後もそれを意識してブログを書いていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました!

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