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リテラシーラボラトリ

リテラシーを考える

完全を求めず、自分の不完全をさらけだすという話

上手くいかない原因は、完璧を求めすぎるからだ。不完全でよいのだ。受け入れて、愛せよ。というブレネーブラウン氏のTEDからの学び。

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恥という感情

「恥ずかしい」という思いを、よく味わっています。物事が上手くいかなかったり、周りの人が成功しているのを見ると、「自分は全然ダメなのだ」「私の存在意義って…」と弱気になり、恥ずかしさを感じます。

そして、この恥ずかしいという気持ちによって、引っ込み思案になり、なかなか行動に移せなくなり、物事が上手くいかなくなってしまいます。行動しないと、結果が出せないですから。

私は人前ではそんなにアガることはないのですが、この「恥ずかしい」という思いは、毎日のように味わっています。これがなかなか辛い。どうしたらこの恥の感情を消せるのか、とモヤモヤしていました。

そんな時にブレネーブラウンの動画を見て、ハッとさせられたのです。



不完全な自分を受け入れ、愛す

関係性の研究者である、ブラウン氏は恥について「自分は人と関係するに値しない」ことだといいます。そして恥は普遍的に誰もがもつ感情だといいます。

そしてこの恥という感情にどう接するべきかを次のようにまとめます。

  1. 自分の弱さを受け入れる
  2. 弱さも含め、自分をさらけだす
  3. ありのままの自分を愛す

まず自分の不完全さを受け入れるのだと。人は不完全です。自分自身が不完全と感じているように、他の人も完全ではないのです。その不完全で弱い自分をそのまま受け入れることが大事だとブラウン氏は言います。

人が完璧を求めているのは、自分の足りないところや弱点を補いたい埋めたいという意志の表れ。それは素晴らしいことではありますが、”完璧人間”になることは不可能なわけですから、やがて思いつめてしまう。そうすると圧倒的な劣等感に追い込まれ、恥の感情に苦しみます。

その弱さを受け入れ、そしてさらけだすのです。

自分の弱さや恥ずかしいことをさらけ出すのは一見苦しいように思います。しかし、弱さを見せず、恥を抱えて生きる方がよっぽど苦しいです。それよりも弱さを含めて人に伝えることが、そのままあなたの人間性を伝えることになるのです。それは恥ずることではありません。むしろ強い人と言えましょう。

そんな風に自分の弱さをさらけ出せる自分になれば、そのままの自分を認められ、自分には価値があると思えます。これがありのままの自分を愛するということです。

人に完全性を求めない

そしてブラウン氏は関係性において、人に完全を求めてはいけないと言います。

例として挙げているのが、子供。「水泳とサッカーとピアノをやらせて、日能研へ行かせて、灘高に進学させて、東大の理三へ行って、医者になって…」と、親は自分の子供にいろんなことを望みます。それは自分ができなかったことを子供にさせたいという期待の表れでしょう。気持ちはよくわかります。

けれど自分ができないことを人にできるようにさせるというのは極めて傲慢な行為のように思います。ビジネスならまだしも、自分の大切な子供にそれを強制するのはあまりよい取り組みとはいえません。その期待が裏切られれば、怒りなどの負の感情に変わるからです。

そうではなく、自身の弱さを知った人は、相手の弱さを受け入れる勇気をもつことが大事でしょう。そしたら、怒るなんてことはないですよね。そのままの相手を受け止められる勇気こそ、本当の優しさなのだと気付かされました。

今回のマナビ

私の場合はブログがそうだなあと思いました。「自分には文才がない」「なんて書くのが遅いのだろう」「誰がこんな記事を読むのだろう」「こんなことを書いたらどう思われるのだろう」という恥をもっていました。その恥がブログを書くのをためらわさせていたのです。

けれどこの話を聞いて、その恥を受け入れて書こうと改めて思いました。上にあげたような思いはブログを書かない理由にはなりません。どんどん自分をさらけ出していきたい。書かなきゃ何も変わらないですからね!

ということで、興味を持たれた方は是非ブラウン氏のこちらの動画をご覧くださいませ。

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