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リテラシーラボラトリ

リテラシーを考える

Excelをはじめとする表計算ソフトの未来は明るいか

昨日人と話してふと思ったので、メモがてらノートに書いた。駄文なので、そこは気にせず読んでいただきたい。(あくまで私個人の意見なのであしからず。所属する団体等は関係ございません)


結論から言うと、表計算ソフトの未来は現状暗いように思えるけど、そこに大きなビジネスチャンスがある、という話。


 僕は職業柄比較的表計算ソフトを使う。ほぼ毎日何らかの形でExcelとにらめっこしている。ITでビジネスに少しでも絡む人なら表計算ソフトは必要不可欠だろう。仕事では使わないという人でも、今までExcelを使ったことがないという人はないはずだ。そんな世界中の人たちに使われている表計算ソフト。しかしいわゆる革新的な動きがまだないように感じるのは僕だけだろうか。


 表計算ソフトと並んでビジネスツール三種の神器であるWordなど文章作成ソフト、そしてKeynote・PowerPointなどプレゼンテーションソフト。これらは今急激な勢いで変化している。例えば今Wordを使う頻度はどうなったか。正直な話、私個人では表計算ソフトと比べると、Wordを使う機会がほとんどない。文章を作っても印刷する機会が確実に減った。それはブログやEvernoteなどの登場により、文章の整理や保存がネット上で可能になったことが大きいだろう。またプレゼンテーションソフトはどうかというと、数多くの伝説のスピーチ故スティーブ・ジョブズの影響で大きく変化した。プレゼンがPowerPointで卒なくこなしていた時代から、今は”魅せるプレゼンテーション”をKeynoteでするようになった。(最近のプレゼンの登壇見てると、大抵Keynoteの印象を受けるのは僕だけ?)PreziやSlideShareなどのツールも出て本当に便利だ。そして、共にApple製品を中心にスマートフォンしかりタブレットで操作しやすくなっている。特にiPadでのKeynoteの作りやすさには驚いた。PCでやるより使いやすい。



 だが、表計算ソフトはどうだろうか。ピンとこないのが正直なところだ。AppleのNumbersもグラフの美しさはさすがだが、それ以外の面はExcelと同じような印象を受ける。確かにGoogleDocsのスプレッドシートはネット上で出来る便利なサービスだ。しかし機能の制限が多く革新的とは言い難い。何よりiPhoneiPadで満足にExcelが使えるだろうか!閲覧も苦しいが、編集など不可能に近い。(やれと言われたらほぼ拷問に近い)もちろんExcelを使って家計簿するのであれば、今は家計簿アプリが進歩したからそちらを使えばいい。しかしビジネス用途では大分苦しい。そう、表計算ソフトにまだ革命が訪れていないのだ。(少なくとも僕はそう感じている)


では表計算ソフトの革命とは何だろうか。以下3点、を簡単にあげてみた。


  • 2.クラウドで、いつでもどこでも利用できる
  • 3.数値から分かりやすい図形重視へ。初心者に優しいUI

 1のスマートフォン・タブレットでの利用はいわずもがな。これからはPCからスマートフォン・タブレットへの移行が急速に進む。その中で完全PC仕様であってはイカンわけです。そして、1のモバイル性の向上が進めば、当然2のクラウドサービスとしての利用が確実に求められる。そして一番カギとなるのは3だと思う。これからは表計算ソフトで人が見るのは数字ではなく、分かりやすい図形表示にシフトしていくと予想する。どんなExcelエキスパートでさえスマートフォンなどの小さい画面なら、数字で打ち込むことは難しい。まして一般の人達に使ってもらうなど不可能に近い。小画面で実現できるとしたら、数値を打ち込むのではなく、図形をいじるイメージじゃないかと考える。具体的に何だよ、と言われると返答に窮するのだが…、感覚的にに言っていることは承知だ。ただこの「表計算ソフト=数字を打ち込む」という概念は取っ払わないと次には進めないことは確実に言える。


 ここに大きなビジネスチャンスが確実にあるが、なかなか進まない要因の一つに、エンジニア・デザイナーの表計算ソフトを”変えたい欲求”が薄いことは大きいと思う。ぶっちゃけExcelを使う技術者なんてのはほぼいない。むしろそんなことやってる暇あったらコードを打て、と敬遠すらされているのではないか。表計算ソフトはあくまでビジネスサイドの話と割り切る思考をもつ人が大半だろう。対して、先述した文章やプレゼンについては今やエンジニアもする、むしろ彼らの方が使ってるんじゃないかと思えるくらい。(最近は彼らの方がビジネス系よりプレゼン上手い説が巷で流れている)だから、”変えたい欲求”が強く、放っていても自然と文章やプレゼンに関するものは作られていく。逆に関わりがそこまでない表計算ソフトは遅れているのではないかと仮説として考えている。


ただ先述したようにまだそこまで手がつけられていない表計算ソフトの分野はかなりチャンスなんじゃないかと僕は考えてる。だからマイクロソフトさんでもAppleさんでもいいのですが、ここに別のプレーヤーが入ってきて革新的表計算ソフトをつくったら面白いことになるだろうなー


という妄想でした。でも革命は待ってるよ!

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